自分で自分の価値を高める?画家もセルフプロデュースが大事という話

セルフプロデュースと言う言葉、みなさんも聞いたことがあると思うのですが、これは自己演出のことです。

簡単に言うと、自分がこうありたいと思う自分を表現し(キャラクターを作り)、

どうしたら(人から)その通りに見てもらえるようになるのかということを考えることです。

このセルフプロデュースは、何かを表現して自分を知ってもらおうと考えたときにとても大事なのです。

今日は誰もが知っている画家、ゴッホとピカソを例にセルフプロデュースの話をしたいと思います。

自身がプロデューサーとなって自分を演出する

芸能人の方などがデビューする時はこのキャラ設定をどのようにするのか、入念に打ち合わせて、イメージ作りを考えているみたいです。

このキャラ作りが成功するか、失敗するかでその後の芸能生活が大きく変わるのでそれは真剣になりますよね。

そしてそれは画家も同じことで、画家で成功するにはためには、もちろん絵が素晴らしいということは当然なのですが、いかにセルフプロデュースができるかということも大きな要因になってくるのです。

そしてそのセルフプロデュースをうまく活かした画家がピカソでした。

遺産評価額 約7,500億円の画家

ここでピカソとゴッホを例にあげます。

でもこれはあくまでもセルフプロデュースのことで、どちらの絵が優れていたかという話ではないので誤解しないでくださいね。

ピカソとゴッホは絵に詳しくない方でも、みなさんよく知っている画家だと思います。

でもこの二人の人生は対照的で、ゴッホが生前に売れた絵はわずか1枚!?

それに対してピカソの遺産評価額は・・・約7,500億円!!

・・・もはや想像もつかない額ですよね。

ただゴッホは37歳という若さで亡くなっていて、画家としての活動も10年という短さ、

そしてピカソはというと、91歳まで生きていたので、ゴッホももっと長生きしていたら変わっていたかもしれません。

ピカソとゴッホの違いとは?

でもセルフプロデュースという視点から見ると、ゴッホは情熱家で、絵に対する熱い想いは人一倍だったということなのですが、喜怒哀楽が激しく、自分自身を表現する事がどちらかというとうまくなかったのかもしれません。

いつも弟に経済援助を受けていたということです。

一方ピカソはというと、新作が出来るたび展覧会を開き、そこに数十人ほどの知り合いの画商を招いて作品の背景や意図など、その作品ができるまでのバックストーリーを話したり、写真家に自身の生活などを記録させていたりもしていたそうです。

魅力のある物語を自らが語る(表現する)ことで自身の価値を高め、その結果、作品の価格も上がっていくというマネタイズ手法をピカソは知っていたのかもしれません。

ちなみにマネタイズとは事業や他人に対して、自分の得意なことや、自分が提供出来るスキルなどで貢献し、その対価としてお金を得ることです。

ピカソは自分で自分の価値を高めるセルフプロデュースをしていた、つまり「画家」であり、言い方を変えれば「商売人」としても成功していたということなんですね。

その結果が、2015年にあったニューヨークでの競売です。

「アルジェの女たち」という絵が、オークション史上では最高価格の約1億7900万ドル(約215億円)で落札されたということです。

なんかもう訳がわからない金額ですよね(苦笑)

自分で自分の価値を高めるということ

いかがでしたか?

今回はピカソとゴッホ、この二人の対照的な画家を例にあげて、セルフプロデュースについて話してきました。

もちろん画家にかぎらず、どの分野でも自分の価値を高めるために、このセルフプロデュースってとても大事なことです。

今は本当に多くの方が起業する時代になっています。

もしこれから何かを表現したい、発信したいと思っている方は、ぜひこのセルフプロデュースのことを覚えておくといいかもしれませんよ。

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